ヘイト・メーセージの脇にウェブ広告が現れるとして、欧米スポンサー会社がYouTubeから広告を取り下げる動きが最近報道されています。
ウェブ上でのブランドが現れるサイト・ロケーションも、小売店舗がどのモールに出店するかの決断と同様に、並列されるコンテンツや他ブランドに影響を受けます。伝達するメーセージ自体が代替製品・サービスに比べての優位性価値がどんなに単純明快に顧客候補に届いても、横に並ぶお隣ブランドのコンテントが我が身の発する価値メーセージを左右するという事ですね。マーケティング4Pのプレイス判断を間違うと、明快メッセージも台無しになりますし間違えば命取りともなります。
一方的なサプライヤー・サイド視点の押し売りを避けているつもりでも、顧客候補の受け手視点にもう一度立って実際に受け手の白紙ブランク状態から自分のサービス価値が見えているのか。情報過多で消化不良を起こしている受け手側から見た貴社のメーセージを検証する必要があるという教訓です。
グーグル・YouTubeだけでなくFB、リンクト・イン始め他のデジタル・メディアのプラットフォームに丸投げしない、「受け手視点を常に検証していくマーケター精神」が要求されますね。これを企業カルチャーに出来れば間違いなく他社を寄せ付けない競合優位性となります。
貴社のメーセージは顧客候補受け手に、本当に間違いなく単純明快にその価値がタイムリーに伝わっているでしょうか。
Got Strategic Marketing?