129. 変化読み最前線

世の中の動きを見る時、システム思考が大切ですね。全てが大なり小なり役割を持って動いており、小さいながらも我々人間一人一人の行動が社会経済環境に影響を与えるのはシステム・ダイナミックスを持ち出さなくても、誰も理解できますよね。しかし、所得・資産・名声・地位等の今ある姿を他力なし自力で築いたと思い込む事が何と多い事でしょう。名を成し富を築いた我々は、唯々ラッキーであったとの謙虚さを持つのが大事ですね。

自称移民の国であり、全ての人に平等な人権保障を標榜し民主主義社会リーダーと過信する米国社会に生きて早43年になる。 米国歴史を少し学ぶ度に、新生勢力を脅威を感じて今ある地位ステータスを継続維持する思考に我々は簡単に落ち込み易い生き物だなあと感じますよ。

難民・移民への政策論争は結局、ステータス・クオ保持にしがみ付く寂しい我々の習性に起因
していますよね。国家概念は最近の人工的概念であると思うと、アンラッキー環境を超えて助けを求める難民移民を受け入れる社会は、柔軟性を持ち合わせた強い社会システムとなります。

こんな事を考えるまだ冬二月です。外を見れば、我が家の庭にスノードロップSnowdrop(マツユキソウ)の白い花が雪解け後に咲き始めているのを見つけました。 英語のスノードロップも詩的ですが、和名マツユキソウ待雪草は歌心ある名前ですね。 寒さが来たり行ったりする今年の二月ですが、季節が変わる前兆サインが周りに多くあるにも関わらず気が付く事が少ないと感じます。 毎日のようにスノードロップの咲く場所が増えていったり、数が多くなっているのに気がつきます。 自然とスノードロップの今日を追っかける癖がつきました。

システム変化する動向前兆サインはやはり意識した視点視座が無いと見えてきませんね。変化を読む最前線選択視点を磨かないといけないと肝に銘じています。

変化到来のスノードロップを見つけましょう。

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