本日五月半ばの5/16/24(木)。木々の緑色が目立つ季節となりましたね。
本日付けNYタイムズのアート・セクションC2頁にエリザベス・ハリスElizabeth A. Harrisが、「生存のために創られたインテリジェンス」”Intelligence Cultivated or Survival”と題した記事を書いていた。 ゾーイ・シュランガー女史Zoe Schlangerの最新書「ライト・イーター」”Light Eater”(2024刊)を紹介し、シュランガー女史とのインタービューを載せている。
我々人類が起こした人為気候変動による地球環境温暖変化が引き起こす将来を危惧する声はまだ切羽詰まった社会行動に結び付かないでいる。 そんな中、シュランガーの新書は、生き物範疇として捉えられる事の無い木々花々植物に見られる、周りの昆虫や鳥類を刺激し呼びつける生存の為の隠れた環境適応能力を自然界インテリジェントとして驚き認識して紹介している。
コロナ禍の中、過去4年間、庭の木々花々を観察する機会に恵まれた。 観察すればするほど、自然界が作り出した植物と昆虫鳥類のエコ共存共栄関係に気が付き驚嘆した事を思い出した。地球上の我々、生死生存を懸けた生き残りの瀬戸際に追い込まれると、周りの環境をも利用して種の生存に走る。数世代を経た時間が掛かるにしても、ダーウィンの「種の起源」を参照せざるとも理解できる地球自然エコ相互依存システムの上で成り立っている。
我々個人でも、グルーブでも、社会全体でも然り。 植物にも見られるこの生存に賭ける必死さが適応存続の鍵を握っているのは明らかですね。 この観点から自らと他人の昨日今日の行動を判断すると、今日明日をどの様に生きるかが分かるような気がします。 生死を懸けた生存を意識して意図して作り出す生存真剣度が鍵ですね。
