今月読んで感銘を受けた本がある。題名は「ブック・オブ・チャーリー The Book of Charlie」(2023年刊)副題:109歳老人の驚嘆するアメリカン・ライフから学ぶ生きる知恵 Wisdom from the Remarkable American Life of a 109-year Old Man。著者はワシントン・ポストのコラミスト兼エディターであるベテラン・ジャーナリストのデイビッド・ヴォン・ドリールDavid Von Drehle。
ワシントンD.C.からミズリー州カンザス・シティに家族して移住した著者は、偶然にも新住居の向かいの一人住まいの当時104歳シニアの元医師と知り合いとなり、短い間ではあったが友人となった。このシニアの百歳人生を優に超えるアクティブでダイナミック人生を、カンザス・シティの歴史と米国社会経済変遷を交ぜながら、著者はこのシニア、チャーリー・ホワイトCharlie Whiteと知り合って学んだ、彼の生き延びる秘訣と人生を生きる意味をユーモラスに述べている。 親子以上の年齢差を超える友情に溢れる著者の気持ちが伝わり、読み切った後も大変気持ち良く読めた本である。
ミッド・ウエスト事情やカンザス・シティ視点で見る米国社会に小生全く無知であったのに気が付いた。 カンザス・シティは二十世紀に入る当初は、拡張する米国経済を支える西部へ穀物・器材を運送の拠点として東部と西部を繋ぐ重要な鉄道運輸拠点であった事など初めて教えられた。 ディズニーを興したウルト・ディズニも当地出身で、カンザス・シティがキャリアのスタートであった事を知った。 グリーティング・カードの老舗大手のホールマークもカンザス・シティを拠点とするなど、この著者から学んだ。
それよりも、チャーリーの生き方から著者が学んだのは、チャーリーの物事決して最後まで諦めない忍耐力と弾力性を兼ね備えた気質と、不幸や事故を後悔せず過ぎた事を忘れその経験から学んで行く前向きな気構えと述べている。 著者が意図した通り、著者自身の子供達に伝え残す人生とはどう生きるのかのメッセージとなる良本と思う。小生も元気を貰った。
済んだ過去は済んだ事、もがいても変わりはしないですね。後悔なくライトオフするメンタリティが強く生きる秘訣なんでしょうね。 今を精一杯生きる。今をエンジョイする。目の前のチャレンジを学ぶ材料としてエンジョイする事が身のあるアクティブ人生を送る秘訣かも知れませんね。
