75. 企業目的声明

JPモーガンのCEOジェイミー・ダイモンが議長を務める米国大手企業CEOで構成されるビジネス・ラウンドテーブルという米国ビジネスに影響力あるロビーイング・グループがある。 1972に創立された歴史を持つ。 この団体に属する大手企業は現在15百万人の従業員数を有し、米国GDP約$20Tの約3分の一を占める規模の巨大影響力をもつ。

今月8/19に、このビジネス・ラウンドテーブルが企業目的声明を発表した。株主への利益還元が第一優先された今までの企業目的に修正を加えた声明としてNYタイムズ一面でも取り上げられ、昨日NYタイムズ日曜版の編集への手紙欄は、本声明に関する読者からのフィードバックで埋められた。

顧客・従業員・サプライア・コミュニティ・株主のステークホルダー全てに長期的な価値を創造提供する事が、これからの企業目的とする声明である。 ジェイミー・ダイモン始め、181名のCEOが署名した声明。

今更、と思うのが正直な反応で、NYタイムズ読者からの反応も半分以上が懐疑的であった。 と言うのも、金融、石油・ガス、製薬、化学、ソフトドリンク、テック関連等の超大手企業は、本気でステークホルダーや、環境・社会への貢献をしているとは思われない業種に属する企業が殆どと言えるためである。 程のいい言い訳と、机上の綺麗事をリストした言い逃れとも取れる。 真相は、新しい潮流となりつつあるESG投資(環境・社会・経営統括)影響が明らかであり、ESG投資向けのPR宣言と取られても仕方ない。 米国大手企業の葛藤が滲み出ている。

ここで、もう一歩踏み込んで考えるに、当然とも思われるこの企業目的声明をノース・スターとして、自らの経営に当てはめる絶好の機会ともなる。

ユニークな価値を顧客に提供し続ける事とは。

従業員始めコントラクタを含んで、働く者達へのフェアーでチャレンジングが雇用機会を継続提供できるか。

サプライヤー業者のユニバースにも継続的な価値インプットの創造者たり得るか。

地球環境・コミュニティーへの持続的継続のための価値が提供できているのか。

ノース・スターは明らかです。

自らのラウンドテーブルにて、とことん模索し、戦略作成し勇敢に実行に移す事が、米国大手の先を行く唯一の方法です。

Got Strategic Marketing? 

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