クリスチャン・サルカルとフィリップ・コッター共著の昨年2018年10月に出版された新刊「ブランド・アクティビズム」が目に止まった。現代マーケティングの父と呼ばれるフィリップ・コッターとの共著である。タイトルは更に続いて、「目的から行動へ」とある。
本物のブランドとは、従業員・顧客や全てのステークホルダーのためばかりではなく、人類社会向上に積極的に貢献するユニークな価値を有する「信頼されるブランド」だと唱える。
営利・非営利を問わずどんな組織であっても、その長たるCEOの一番大事な仕事は、信頼されるブランドの前衛アクティビストとして組織を引っ張っていく事であると引き続き唱えている。
教育、環境、男女平等、健康ケア、人権、移民、労働法、LGBTQ平等、個人機密、人種差別等、社会問題の解決への価値を持たないブランドは、ユーザーからの信頼を勝ち取る事が出来なくて長続きはしない。
事業戦略の成否は、リーダーがブランド行動家として如何に信頼を生むナラティブをブランド・マーケターとして実践行動に移すことが出来るかで決まるということですね。
ブランド・アクティビストビストたらん。これが事業リーダーのプライオリティーです。
ブランド・アクティビスト。理想リーダー像を明確に映像化してくれる言葉ですね。
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