世の中には沢山の矛盾が万延しています。来週火曜日は米国中間選挙。ツイートにのってトランプが発する暴言・嘘法弁が即座にオンライン・メディアに広がり、それを追っかけるのがジャーナリストの日課になってしまっています。本来の目付役のはずのメディア・ジャーナリズムは政権を批判をしているつもりが、気がつけばトランプ放言のメガホン広報局になってしまっています。皆、トランプ暴言発言のアップ・ダウンをフォローしている様は、精神ストレスを一手に担ぎ込んで目を真っ赤にした株売買デイ・ドレーダーの如くです。国民総勢ゾンビーに取り憑かれたようです。白人優先主義ナショナリストを自称するトランプ共和党と、ディバーシティー多人種異文化グロバリズム支持する民主党との間の幅はどんどん広がりました。選挙予想の通りに、下院で民主党が多数党になったにせよ、裸の王様トランプをストップするとも思えず、悪夢の如くです。
移民に依存してダイナミズムを築いたはずの米国社会で、マイノリティ・グループを狙った嫌悪殺害や凶悪犯罪をリーダーであるはずの大統領が容認黙認する現状の有様は何とも恐ろしいものがあります。明日はハローイン。今、米国はゾンビー達が闊歩するハロイーンそのものです。
矛盾のように聞こえるかも知れませんが、受け身で流され世の中の潮流に遅れ取り残されるとパニクってゾンビー行列に参加するのと、高いエソスに基づき明確な理想郷を常に心し、自らの意思で参画アクションを起こし小さいながら自らのドメインを描いた上で一人称にて参画行動におこすのとは大きな違いがあります。
今、500ページを超えるウオルター・アイザックソン著「ベンジャミン・フランクリン」を読んでいますが、社会的動物である我々人間は、積極的に社会コミニティーに参画し、共に世の中の為に行動を起こす事が大事だと、米国ファンディング・ファーザーの一人、ベンジャミン・フランクリンは教えています。
一人称の行動参画を起こさせる。大きなマーケッティング課題です。
Got Strategic Marketing?