53. 移民:米国ダイナミズムの源泉

米国の歴史は移民が齎したダイナミズムの歴史でもある。小生自身も移民一世として米国社会のダイナミズムの恩恵を受け育てられたと感じている。このダイナミズム継続に微力ながら今後どんな形の恩返しができるか考えている昨今である。女房はスペイン移民3世。娘はインター・レイシャルのハイブリッド。今年娘婿になった娘の夫もハイブリッド移民3世である。一人称レベルで移民世代が米国社会に活力を与えてきた実感がある。日本のような人口減少国がモデルにすべき国は米国と常に想ってきた。

それが本年2018は、トランプの米国優先政策の掛け声の下で全く絶望させられる移民政策の大統領令が発令された。イスラム圏の数ヵ国からの難民受け入れ拒否と、H−B1ビザ発給制限である。綺麗事とは程遠い人種出身国別差別の移民政策を米国はとってきたことは歴史の事実。黄色人種の中国系や日系の移民排除した醜い歴史もある。今、トランプ政権はこれに近い移民政策にて、米国のダイナミズム源泉のディヴァーシティーを潰そうしている。

米国とは正反対に、カナダは更なる難民受け入れや寛容な移民政策を推し進めている。経済スケールは10対1と違うものの、現政権の移民政策が続けば、いつの日か米国はカナダにバイタリティの質で後塵をとることに間違い無いと感じる。マンハッタンで起業したいハイテク創業者達がカナダに流れているとの報道を目にした。

12月20日付のNYタイムズによれば、NYCの零細企業オーナーの45%は移民一世が占めるし、NYCの正規労働者の48%は外国生まれだそうだ。移民なしではNYCも米国も成り立たない。シリコン・バレー始めとするテック企業の経営トップには移民一世も多い。公開前企業価値が$1Bを超えるユニコーン企業の 50%は、移民一世起業者たちが立ち上げたと言われている。

国家も企業・組織も多様化視点に基づくオープンな環境こそが、本物の競争力の源泉となる事を疑いません。オープンな移民政策による米国ダイナミズム継続を願って止まない。

貴方の組織では、オープンな多様性を競争優位性にまで昇華しているでしょうか。

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