52. 行動経済学にヒントあり

リチャード・テイラーの「ミス・ビヘイヴィング」2015刊を読み始めた。日本語版(2016)は「行動経済学の逆襲」と翻訳されているらしい。行動経済学の領域を作り上げたパイオニアである。本年2017のノーベル経済学賞受賞者でもある。ベスト・セラーになった「ナッジ」の続編。1970からの現在までの自伝風エッセイであるが、行動経済学を確立するのに影響のあった心理学者達や経営学者との対話やアカデミアでの議論等をユーモアを交えて説明している。行動経済学の基本や本質を理解するのに最適である。今やテイラーのファンとなってしまった。

マーケティグが考慮し適用すべき内容ばかり。我々生身の人間は経済原理通りには行動しない。このように行動しますよ、と口先で言った矢先、実際の行動では全く正反対の行動をとるのが常。市場リサーチの結果でも、顧客サーベイでも、然り。ソーシャル・メディアでのコメントの信憑性、然り。

得失に対するリスクの取り方の違い、埋没費用、機会損失、感知されない誤差等、多岐に渡る生身人間のとる行動の不可思議さを説明している。生身の人間行動は理論方程式では説明できないですね。経済学に心理学と脳理学を元に人間行動を説明しようとした功績は、やはりノーベル賞に値しますね。

マーケティングは行き着く所、生身の人間相手に行動パターンを変えることであるゆえに、マーケター必修のテキストでしょうね。遅ればせながら、行動経済学の入り口を叩くことにした。

Got Strategic Marketing?

IMG_0942

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s