1・20付けNYタイムズにブルックリン・ブリュアリがブルックリンのウィリアムズバーグ地区にある本社兼レストランをネーヴィ・ヤードに引っ越す計画を変更し現拠点に居残るという記事が載っていました。
この記事で思い出したのは、確か一ヶ月ほど前の昨年暮れの朝日新聞ディジタル版に載っていた当ブルックリン・ブリュアリの記事でした。日本のキリン・ビールに24%買収されたブルックリン・ブリュアリが日本のキリン・ビールに製造委託し今春より日本市場向けに製造販売を開始するという話でした。NYのブルックリンにて1970に創業したユニークなマイクロ・ブリュアリがローカルから全米拡販しグローバル市場にて日本進出をも果たしたニュースに興味が湧きました。
マイクロ・ブリュアリというニッチ市場を開拓し、醸造所ツアーとレストランを組み合わせたユニークなマーケティングはウィリアムズバーグ本社を拠点にして展開しましたが、それを超えてマイクロ・ブリュアリ市場の先駆者として立派なブランドを確立したNY発の成功物語です。ユニークな味わいに拘り高品質を目指し、バッドワイザ等の大手ブルアリがカバーできなかった客層を捉えファンに仕立て上げた。ソーシャル・メヂアを上手に使った総合マーケティング戦略は大変立派な追従すべきモデルだと思います。
興味深いのは、今後日本市場はじめグローバル市場にてローカライズをどのように展開し次の成長レベルに達することができるのか興味あるところです。
あなたがブルックリン・ブリュアリの日本市場ローカル経営を任せられたら、どんなローカル展開を日本で実行されますか。
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