4. 将来のCMOに求められる資質

WSJディジタル版に数週間前に載っていた記事に、大手エクゼクティブ・サーチ会社ラッセル・レイノルズのパートナー二人の語る将来求められるCMO像がありました。戦略とマーケティングの融合の視点から米国ビッグ・ビジネスの抱えているCMOマーケティング担当オフィサー事情とCMO人材需給アンバランスが語られていて興味深く読みました。

米国B2Cの小売業トップ30社内23社がCMO職を設けているが在職平均3年、その三分の二の企業は人材を社外より採用するのが現状。その23社の内11社は在職期間が一年以内と大変ターンオーバが高いとの事。小売業界特有の状況があるにせよ、原因はCMOに要求される力量に見合う人材が少ないという証拠でしょう。求められるCMO人材はディジタルやオムニ・チャネル・マーケティング知識に長け、成長ビジョンと革新性を持ち、利益ある売上向上達成能力があり、CEOのイニシアチブと密接に軸足を合わせ、顧客の潜在ニーズ変化を取締会にフィードバックしボードをリードできる事と語っています。

一方B2Bの企業ではマーケティング軽視が見られCMO職を置かない企業が多い半面、AirbndやUberのような仲介抜き・オンディマンドをモデルにした企業台頭とディジタル化脅威を非常に真剣に受け止め始めCMO職設置を真剣に検討する動きが始まってる、と述べています。

広告・広報・プロモーション・イヴェント・ウェブ・Eメール等の狭義マーケティング手法の知識を超えた、ディジタル時代に対応したビジョン・戦略を持ち、 分析能力があり顧客が求める潜在ニーズを代弁し利益ある売上成長を達成をリードできるCMOチーフ・マーケティング・オフィサーがどの業界でも求められると語っています。

エクゼクティブ・サーチ会社サイドのCMO職需要プルのインフォマーシャルとも取る事も出来ますが、戦略とマーケティングを核とした顧客視点経営をディジタル環境を最適有効利用し早急に経営変革を遂げないと落ちこぼれるよ、との警告と受け取る真摯な意識が必要だと感じました。

経営者たる者CMOたれ、と理解しましょう。

Got Strategic Marketing?

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