3. ローカル・ブランドをグローバルに

ディジタル情報時代のグローバル化が頻繁に言及されて以来既に20年以上も経ちます。その中で新しい次の章が既に始まっています。新しい章とは、当初ビッグ・ビジネスしか許されなかったグローバル展開が規模に関係なくユニークな企業がアクティブに且つ低コストにてグローバル展開できる時代となった事です。中小ローカルの企業が優位性を確立すべくグローバルに情報発信を始め、ローカル・ベースでありながら異文化クロス・オーバーによる多文化リーチの成功例が顕著になってきました。業界・歴史・規模に関係なく世界ローカルで生まれた企業がユニークな価値を元に世界市場にて顧客ニーズを掘り起こし、今までリーチ出来ないと思われた市場のお客様向けに価値を提供できる時代に突入しているわけです。

しかしながら、グローバル化の標語を掲げてもローカル市場の顧客視点を本当に理解せず日本本社主導のローカル経営無視 ・戦略マーケティング軽視に走り単純な拠点ベースの事業拡大に邁進している日本企業が失礼ながら大半と言っていいでしょう。 短期的には大型M&A等による規模の拡大が功を奏したように映るかも知れませんが、長期的に見て事業価値増大効果が予定通り出るかの検証が必要でしょう。ローカル市場の顧客視点を無視すれば、ブランド力を落とし早かれ遅かれ顧客を失い事業価値を落とすという悪循環に陥ります。因みにインターブランドの「2016グローバル・ブランド・ランキング・トップ100」によれば日系企業は6社のみ(#5 Toyota, #21 Honda, #42 Canon, #43 Nissan, #58 Sony, #68 Panasonic)。

日系企業には戦略マーケティングを重視せず経営フォーカスを怠る習性が非常に多いように思えてなりません。日本本社主導の米国経営へのマイクロ介在環境下では優秀なローカル人的資源獲得維持も難しくなりローカル市場での競争力を削ぐ大きな課題です。反対にグローバル化は革新コスト低減を促しました。このインパクトの重要性を理解し経営フォーカスを戦略マーケティングに迅速にシフト変革すれば中小ローカル企業にもグローバル・ブランドを確立するチャンスがある時代の真っ只中にいる事に目覚めた者が勝者となります。

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